「まごはやさしい」
成人病を予防し、健全に育ってもらうためには今の子供達に、何を食べさせればいいのでしょうか。
まず、主食はご飯にすべきです。そして、副菜には「まごはやさしい食」です。

「ま」は、豆です。大豆ばかりでなく、小豆などももっと食卓にのせてほしい物です。
「ご」は、ごまです.ごま油でなくごま自体を摂るのがよいです。
「は（わ）」は、ワカメを主体とした海藻類です。これは、ミネラル、特にカルシウム・鉄分の宝庫です。
　　　　　　　　これから増加が予想される骨粗しょう症や大腸癌などの予防にも欠かせません。
「や」は、野菜です。特に新鮮な季節に合った旬の物で、なるべく地場で取れたものを、そして、緑黄色
　　　　　野菜を豊富に摂ることを忘れてはなりません。
「さ」は、魚です。いわし、アジ等小魚を中心に食べるようにして下さい。
「し」は、しいたけなどのキノコ類です.
「い」は、いも類です。ジャガイモばかりでなく、より古くから日本人に親しまれてきたサツマイモ・里芋
　　　　　とろろ芋・こんにゃくなどを食べましょう。

カタカナ食べ物
成人病つまり生活習慣病を予防するために、カタカナの食べ物をひらがなの食べ物に変えて行きましょう。

　パン　→　ご飯、　スパゲッティ　→　うどん・そば、　スープ　→　味噌汁、　
　ハンバーグ　→がんもどき、　ムニエル　→　焼き魚、　ハム　→　ちくわ、　チーズ　→　豆腐、　
　サラダ　→　おしたし、　ジュース　→　麦茶、　アイスクリーム　→　かき氷、　ミルク　→　豆乳、　
カタカナおやつを次のように変えてはいかがでしょうか。
　ピザ　→　お好み焼き、　ケーキ　→　まんじゅう、　シュークリーム　→　大判焼き、
　クッキー　→　せんべい、　スイートポテト　→　焼き芋、　パン　→　おにぎり、
　アイスクリーム　→　かき氷、　ジュース　→　麦茶、　ミルク　→　お茶　


今の子供達は、寿命が短いといわれています。全てを変えるのでなく出来ることから無理せず、
少しづつ食を変えていくことで、予防していることと同じなのです。現代、豊食ですが、
コンビニやインスタントに頼りすぎた代償は、大きいものです。今の子どもは、大人と同じ病気で
侵されています。また、生まれてくる前から、母親の胎内で毒付けにされた状態で生まれてきます。
ある意味で、食が豊かになれば、心も豊かになるでしょう。
きっと、形が変でもお母さんの作ってくれたものを喜んで食べてくれるはずです。
ともに、２１世紀の子ども達を守っていきませんか。